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〒511-0807 三重県桑名市大字西汰上656番地

受容、共感、傾聴CONCEPT

世の中の向かう先は

テレビをつければ、聞きたくないようなニュースがいっぱいで、果たして、地球はどうなってしまったのか、と厭世的な気分になりますが、実は忘れてはいけない、大きなことがあります。
それは、ニュースは、出来事の一部を伝えているに過ぎない、かつそれらにはフィルターがかかっている、ということです。
出来事を自分ではない誰かを通して見聞きすることは、すなわち、すでに真実ではないかもしれません。
それらの真偽を判断するのは、そうすると、私たち個人ということになりますが、十分な情報を与えられていないままに判断もできません。
とすると、見聞きするニュースは、本当のことばかりではないのだ、と頭の片隅に置いておく必要がありそうです。


真実はここに

CEO

一方、子どもたちとの会話は、すべてが真実です。
目の前で、会話がなされていて、彼、彼女は見聞きしたことを伝えようとしています。
その言葉の 一つひとつは、彼、彼女の 全身全霊でも あります。
巷で 起きるニュースと称する事柄に一喜一憂するならば、彼、彼女らの言葉の一つひとつに、さらに敏感になろうではありませんか。



受容、共感、傾聴

キーワードは、受容、共感、傾聴です。
説明の必要もないほど、単純明快な言葉です。が、時々、忘れます。
時間に追われて、出かけなくてはならない時に、ゆっくりと話をされても困ります。そんなときに、受容せよ、といわれても、大人は困ります。しかしながら、三つのキーワードを少し、思い出すだけで、大人の心は静かになります。そして、結果として、速やかに子どもたちは、理解を示してくれることになります。

教育において

幼児教育においても、同じことが起こります。
○○の練習をしましょう、と意思表示する先生の前で、必ずしも、同意できない子どもたちがいるとしたら、その気持ちを受け入れ、そうかあ、と思ってみるべきです。
つまり、耳を傾けるべきなのです。これが、非認知能力の育ちにつながります。
言葉を変えると、「寄り添う」ということになります。
私たちが試みている、最前線の教育、それはこの三つのキーワードで支えられています。

感情の風土

そのあとにくるのは緩やかな感情の風土です。


Vol. 35 No 71 10/31/2016


傍にいる誰かが幸せを持ってくるね

記録

2016年10月30日
加筆、訂正
2016年10月30日
記述

バナースペース

学校法人水谷学園

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