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春は始まるために重苦しい

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春はやさしく、重い

春は、やさしく、時々、重いですね。希望と不安が入り混じりながらやってきます。町で歩く人の中には、借りてきた衣装のような初々しい新入社員の姿もありますね。懸命に、歩んでいる姿ですね。

その時、親は、すでに何もできないものですね。せいぜい、駅まで送ってやるくらいです。あとは、一人で歩みます。
歩まねばなりません。


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そんな未来の日のために〜親と子の分離〜

そんな未来の日が来るために、今日という日を幼稚園で過ごしていただいています。元気な日ばかりではありません。泣けてくる日も多くあります。そんな時、そっと寄り添えるのが、「親」であり「先生」です。いまは、寄り添うことができる年齢ですね。新入社員さんになったら、寄り添えないのですから。いまのうちに、う〜んと寄り添っておきましょう。

まず、直面するのが親と子どもの分離です。言葉でいうほどに、それは簡単ではなく、子どもではなく、親が泣けてくる事態です。それも、子どもたちと一緒に、経験していきましょう。


おかあさんも一緒に幼稚園へ来るの?

新入園児のみなさんの多くは、幼稚園に家族が一緒についてくると思っています。その気持ちに引っ張られて、ともに「そうだね、ついて行ってやるよ」という姿勢をとる時は慎重にしましょう。
「一日だけだよ」は子どもには通じにくいので、さわやかに鮮やかに後で対応することができれば、これは可能だ、と考えてはいかがでしょうか。そうでない限りは、最初の三日間は「えいっ!やっ!」と追い出してください。
この時、同時に幼稚園は、ある大きな試みをしています。「幼稚園は楽しくて安全なところであること」を知ってもらうための活動を、展開しています。先生たちとも仲良くなることのできる機会を作っています。「あした、あの先生に会ってみよう」と思ってもらうこと、それが私たち、幼稚園が担当するパートです。

子どもたちが巣立つよ

子ども達は、巣立ちをします。それは親にとっても子どもにとってもつらいものです。この時、両者ともに巣立つ方法とその意味を知っていることが、前提です。この前提を作るのが、教育や保育です。その開始の瞬間に立ち会っていることになります。新入園児ばかりではありません。持ち上がりの子どもたちも同じような不安と心配を携えています。

さあ、春ですね、はじめましょう、はじめましょう。歩みを、はじめましょう。
くわな幼稚園が手伝います。ゆっくりいきましょう。

Vol. 34 No. 17 4/5/2015

さあ、春ですね。はじめましょう


記録

2015年4月5日
記述

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