夏は、家族と過ごす時間が多くなりますね。これは、大きなチャンスです。子どもたちの成長の一端を見るのはもちろんですが、さらなる成長のために刺激を与える素晴らしい機会です。
多く、それは言葉の領域で得られます。
まだ、言葉もわからないような赤ちゃんに、きっと、たくさんの言葉を投げかけていただいたこととおもいます。
「ぶ〜ぶだねえ」「ああ、まんまだねえ」、と。
これは、今もできる言葉の活動のなのです。
かつ、ぶ〜ぶだねえ などの言葉は赤ちゃんのそれであり、普遍的な言語の域に達していません。家族の認識による「適切なころあい」によって導くことで、子どもたちはより確実な言語を身につけていくことができます。
言い直しをする必要はありませんが、あえて、大人が赤ちゃんの言葉を頻繁に繰り返す必要もありません。
正しい(本来的な)言語で、受け答えをしてやりましょう。
町へ出かけたら、言葉を探してみると面白くなります。
プールへ出かけたら、「冷たい」「水がいっぱい」「あふれる」「揺れる」「輝く」「きらきらする」など、思いつく言葉は、たくさんありますね。
3歳、4歳、5歳の子どもたちにこのような小さな、たくさんの、かつ愛情のこもった刺激を与えることで、知らず知らずに身につくものがあります。
それが、言語(語彙)能力です。
すでに言葉を発しているから、その域は過ぎたと思いがちですが、いえいえ、まだ進歩発展してく途上にあります。